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2018年度人工知能学会全国大会 企画セッション「AIに関わる安全保障技術を巡る世界の潮流」(2018/6/5)

開催日程:2018年6月5日(火)17:20-19:00
会  場:鹿児島 城山観光ホテル 4Fエメラルドホール(A会場)
     〒890-8586 鹿児島県鹿児島市新照院町41−1

*本企画は、2018年度人工知能学会全国大会一般公開企画として開催しています。
 当日大会受付で登録していただくことで、無料でご参加いただけます。

概要

2018年3月、「韓国科学技術院(KAIST)のキラーロボット研究への協力を中止する」とした宣言がスチュアート・ラッセル氏やジェフリー・ヒントン氏など世界中のAI研究者から提出されました。4月にはGoogle社員3000人以上がサンダー・ピチャイ最高経営責任者に、AIを軍事利用する米国防総省のプロジェクトから撤退するよう要請する書簡を提出したことが話題となりました。

2015年の人工知能国際合同会議(IJCAI)でも非営利団体のThe Future of Life Instituteによる公開書簡が提出、議論が行われたほか、昨年度の倫理委員会年次大会でも取り上げたように、LAWS(自律型致死兵器)の規制に関して国連で議論も昨年から始まりました。

このような世界的な流れの中で、人工知能学会倫理委員会の倫理指針も、専門家による自主規範として取り上げられています。様々な動向があるなかで、事実を整理して知る機会が技術の専門家にも求められています。

そこで、本公開講座では、安全保障技術をめぐる世界の潮流を理解するため、国内外の安全保障の動向に明るい拓殖大学国際学部教授・海外事情研究所副所長 佐藤丙午氏とLAWSの規制に関する国連の会議を担当されている外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室上席専門官の南健太郎氏をお招きして、お話を伺います。

主催:人工知能学会倫理委員会
共催:Beneficial AI Japan特定非営利活動法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ

プログラム

17:20-17:30 趣旨説明
17:30-18:00 安全保障技術の国際的な動向について(拓殖大学国際学部教授・海外事情研究所副所長 佐藤丙午氏)
18:00-18:30 LAWSと国連の動向などについて(外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室上席専門官の南健太郎氏)
18:30-18:50 質疑応答
18:50-19:00 閉会挨拶

ゲストプロフィール

佐藤 丙午(さとう へいご)

拓殖大学国際学部教授・海外事情研究所副所長。岡山県生まれ。博士(法学/一橋大学)。防衛庁防衛研究所主任研究官、拓殖大学海外事情研究所教授を経て現職。この間、経済産業省産業構造審議会貿易経済協力分科会安全保障貿易管理小委員会委員、外務省参与等も務める。国際安全保障学会理事、日本安全保障貿易学会副会長、日本軍縮学会理事。専門は国際関係論、安全保障、アメリカ政治外交、軍備管理。共著に『日米同盟とは何か』(中央公論新社)、『21世紀の国際関係入門』(ミネルヴァ書房)、「AI(人工知能)と安全保障」『海外事情』2018年3月号。

 

南 健太郎(みなみ けんたろう)

外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室上席専門官。
外務省入省後、情報調査局企画課、総合外交政策局科学原子力課、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部,軍縮代表部(小型武器等通常兵器担当)、在ギニア大使館(参事官)、在ハイチ大使館(大使)、大臣官房儀典外国訪問室、総合外交政策局国際安全・治安対策協力室などを経て、2016年より現職。現在、通常兵器室にて自律型致死兵器システム(LAWS)を所掌し,LAWSに関する政府専門家会合に参加してきている。